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ビートルズ・ソロ作品読解ガイド
読者の感想


(最新のものから順に紹介しています)

秋山さんのビートルズ英語解説シリーズはとっても面白いです。 (東京都 匿名)
著者が愛情を持って聞き取りをしたうえで歌詞の内容を解説している。その解釈は、私が今迄歌詞カードで読んでいた対訳と全然違うことも。 (R)
曲名からメロディや歌詞を連想できるくらい曲に馴染んでいないと理解できないレベルの内容です。「重箱の隅を突っついているような」と突っ込みたくなるようなことが大半です。これが時としてマニアにとってはたまらない発見に繋がるということであります。 ビートルズに関してのビギナー、或いは中学生レベルの英語力では、ちょっと退屈な内容になってしまうかもしれません。 (匿名)
本書でユニークなのは、四人の曲を時系列順に取り上げているところだ。その手法を取ることにより、四人のそれぞれが他の三人に対して反応したり、影響を受けたり、極端なケースでは返歌したりしている様子がよくわかる。また、著者の分析によって、レノンの曲に対する小野洋子の影響、レノンが政治活動にのめり込んでいく様子、マッカートニーの曲へのドラッグの影響、他のアップル関係者へのマッカートニーの怒り、ハリソンの歌詞の深化、スターの意外な攻撃性なども明らかにされている。 (K)
ロックの歌詞の訳文は誤訳が多い。例として、ジョン・レノンの MOTHER における Mother, you had me, but I never had you. を、今野雄二も山本安見も岩谷宏も抽象的で生硬な直訳調で訳していて、長い間釈然としなかった。ビートルズ・ソロ作品読解ガイドの著者は、「母さんは僕を産んだけど、母親の役割を果たしてくれなかった」という風に訳すべきだと書いている。ハタと膝を叩いた。さすがである。目から鱗がボロボロ落ちる一冊。 (DN)
解説が丁寧なので、著者に感謝したい気持です。 (MK)
まだ読みかけですが、少しだけ感想を。Instant Karma とはどういう意味なのか、ずっと疑問に思っていました。歌詞カードの対訳はカタカナの「インスタント・カーマ」です。今回ビートルズ・ソロ作品読解ガイドを読んで、ああそういうことか!と納得できました。この本は、ビートルズを愛する人、もっとビートルズをきちんと理解したい人には、必読の書だと思います。 (大阪府 TY)
内容が濃いので、よく読み返しています。愛読書のようになりました。 (東京都 KS)
40年近くもビートルマニアックである私でも、初めて聞く解釈の連続でした。 (千葉県 HK)
著者の英文聴き取り力、分析力、読解力には感服した。また、四人のそれぞれについて、良い点は良い、悪い点は悪いと、中立的な立場で評しているのに好感が持てた。 (東京都 MN)
‘大のビートルズファン’を自称してはいるものの、バンド解散後のソロ作品には知らない曲もたくさんあります。そこで、未知の楽曲を聞くためのガイドとしても本書を活用しています。歌詞解釈のガイダンスに加えて、例えば How do you sleep? の由来の解説のように、歌が作られた背景などにも詳しい説明があり、いろいろ学ぶことができました。 (東京都 YS)
ビートルズと各ソロ作を愛聴して35年になるが、ビートルズ・ソロ作品読解ガイドには仰天した、というのが一読しての印象。日本盤CDに付属する歌詞カードの聴き取り間違いの指摘から始まって、英国オリジナル掲載歌詞と実際に歌われている歌詞との違いの説明は勿論、あえて掲載を略したと思われる部分まで明らかにしていく。本書が焦点を当てる時代は、ビートルズの元メンバーが30代を迎え、歌詞にビートルズでは表現できなかったパーソナルな心情を表に裏に織り込んだ曲が多く、四人それぞれの個性を愛する者にとって興味の尽きない時代である。それを精度の高い歌詞聴き取りと和訳であらためて捉えることができるのは大変価値が高い。最近聴いていない作品も聴き直してみようという気にさえなった。和訳以外の記述についても、現時点での資料も踏まえたものとなっており、永年のファンから見ても過不足はない。四人の作品を偏りなく年代順に全曲取り上げていく作りは誰のファンであっても納得がいくもので、続編が今から楽しみだ。また、著者による完全対訳を望む思いに駆られる一冊である。 (匿名)
いくつかの文の意味がよく理解できました。例えば COLD TURKEY の中の Cold turkey has got me on the run と I'm in at the deep freeze 。以前辞書を引いた時は、適当と思われる答が見つかりませんでした。 (東京都 SA)
読んで感動しました。ファンの大多数が今までいかにビートルたちの歌を理解していなかったかということが、この本によって白日の下に晒されてしまいました。歴史に残る著作だと思います。続刊が出ることを期待しています。 (東京都 KK)
著者の聴き取り、英語の知識、読解力は凄いと思いました。各レコードの合間には四人の動向、各曲には作詞の背景も詳しく説明されていて、情報量が多く、中身がとても濃い本です。 (東京都 NA)
長年、レコード/CDの歌詞カードと対訳に疑問を持ちながらも、ジョン・レノンとポール・マッカートニーの楽曲を楽しんできた。今回、ビートルズ英語ガイド・シリーズの著者によるビートルズ・ソロ作品読解ガイドが発売されたので、すぐに買い、一気に読んだ。ビートルズ作品にも増して聴き取り間違いと誤訳が多く指摘されているのには驚いた。私がまったく疑問を感じていなかった部分もたくさんあった。お蔭で、ジョンとポールが歌っていたことがよく理解できた。また、ジョージの作品ももっと聴いてみようという気になった。 (東京都 TN)